借入理由
依頼者は転勤に伴い業務量が激増するとともにストレスが溜まり、休日などにカード利用が増え、趣味である自動車部品やフィギュアを購入することが増えていき、いつの間にか借金が膨らんでいきました。
しばらくの間は、他の債権者から新たに借り入れをしたり、賞与や給与などで返済を続けていましたが、負債総額が900万円程になり、毎月の返済額ができなくなったため、当事務所へ相談に来られました。
当事務所の方針
依頼者には定期的な収入があり、年2回賞与を受給していたことから、借金総額が減額できれば毎月の返済は可能であると判断し、小規模個人再生を申し立てることにしました。もちろん今後は趣味にお金を浪費することがないように家計を見直すように伝え、依頼者もそのことは十分に認識しておりました。
結果
裁判所には小規模個人再生を申し立て、債権者から異議もなく、無事に再生手続は認められました。
依頼者の場合、定期的な収入があることから毎月返済するための金員を準備できることが容易であったため、スムーズに手続が進められました。
個人再生の手続後の負債額も当初の20%程となり、毎月の返済額も大幅に減らすことがきましたので、依頼者は返済に追われていた生活から脱し、今後の生活の改善につながりました。